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ムコ動物病院の診療録

病院からのお知らせなどを掲載していきます。

犬の食事4

こんにちわ、胡です。
久々ですが、犬の食事シリーズ第4回目です。

今回も、食べたら危険なものシリーズです。チョコレートとタマネギは有名ですが、その他にも危険なものをご紹介します。
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●キシリトール
人間でキシリトールと言うと、歯に良い物のイメージですが、わんちゃんにキシリトールは危険なものになります。
特に子犬には注意です。キシリトールの成分で血糖値を下げてしまう働きがあります。子犬は成犬に比べて、元々低血糖になりやすいので、キシリトールを与えるのは危険です。低血糖は場合によっては命に関わります。
犬の歯磨きガムにもキシリトール入りの物があります。歯磨きガムなど、与える時は注意して下さい。

●ブドウ
犬は甘みを好む動物なので、『甘い果物が好き』という場合も多いかと思います。しかし、果物の中でもブドウは要注意です。チョコレートやタマネギは昔から言われていますが、ブドウは最近になって危険だと言われ始めた果物です。
人間では特に害はありませんが、犬が食べてしまうと、腎臓に影響を与えます。場合によって、腎不全で亡くなっている例もあるようです。特に皮の部分が毒性が強いので、与えないようにして下さい。
目安としては、5㎏の犬にブドウ1房です。レーズンパンも危険です。

●牛乳
最も与えている人が、多いのではないでしょうか?牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が、犬はほとんど無いので下痢を起こす原因となります。
どうしても与えたい場合は、犬用のミルクをあたえましょう。ただし、ドッグフードで栄養バランスが採れているので、犬用ミルクを与えることにより、栄養のバランスが崩れてしまうので注意です。

●ポインセチア
クリスマスのシーズンには、家の中に置いている場合も多いかと思います。病院でも、ポインセチアを置くことがありますが、ポインセチアは犬にとっては危険です。下痢・嘔吐を起こしてしまいます。『葉っぱなんて食べない』と、思われがちですが、雑食の犬なら食べてしまう可能性はあります。
観葉植物は、お部屋をキレイに飾ることが出来ます。ですが、中には中毒を起こす物がある為、犬が届く範囲に植物を置くのはやめましょう。

●球根類
チューリップの球根やヒヤシンスなどの球根タイプも危険です。庭に埋めていた球根を誤って食べてしまう可能性があるので、注意して下さい。胃腸炎や神経症状を起こす場合があります。


           看護師 胡
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